入管の電話は常時混み合っており,なかなか繋がらずに困り果ててしまう方は多いようです。そんな時におすすめの対処法をお伝えします。
おすすめの対処法4つ
① 他の地域の入管に電話する
本来であれば、ご自身がビザ申請をする予定の入管に問い合わせるのが一番安心です。なぜなら、出張所や審査官によって審査のやり方や見解が異なる場合があるからです。
しかし,急いで質問をしたい場合には,他の地域の入管に問い合わせてみてもよいでしょう。東京入管に電話がつながらない場合でも他県の出張所にはつながる場合があるなど、それぞれの入管ごとに電話のつながりやすさが違います。
ただし,既に申請してある案件について問い合わせるときには,審査を行っている入管でないと対応してくれません。
全国の入管の連絡先はこちらの入管ホーム―ページでご覧いただけます。
②「外国人在留総合インフォメーションセンター」に問い合わせる
申請書類の記入方法などの一般的な質問であれば,外国人在留総合インフォメーションセンター(電話:0570-013904)に問い合わせるとよいでしょう。入管(本局や出張所)の電話よりもつながりやすい傾向にあります。メールでの問い合わせも可能です。
ただし、外国人在留総合インフォメーションセンターのスタッフは正規の入管職員ではありません。委託を受けた民間機関の職員です。多言語対応ができ日本語も流暢な外国人が対応してくれる場合が多くあります。
したがって,ここでは申請書の書き方や必要書類などの一般的な質問のみ可能となっており,ビザの要件や審査にかかわることや個別の事情に踏み込んだ相談などは直接入管に問い合わせる必要があります。
③ 入管の窓口に出向く
窓口に直接出向くとなるとかなりの時間と労力がかかります。ですが,書類などを持参して細かな事情を説明しながら対面で相談すれば,電話よりも確実でより多くの有益な情報を得られるでしょう。急がば回れ、ということで入管に出向く時間が取れる方には最もおすすめの方法です。
④ 行政書士に相談する
行政書士への相談は、時間と労力の大幅な節約になります。
行政書士によって知識や経験の量はさまざまですので、ビザ申請を専門とする行政書士の中から、信頼できる行政書士を選ぶとよいでしょう。ビザ申請の依頼を検討している場合は,初回の相談を無料でできる行政書士も多くいます。